「カーリング男子・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、日本7-3ニュージーランド」(9日、ケロウナ) 男子1次リーグで…

 「カーリング男子・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、日本7-3ニュージーランド」(9日、ケロウナ)

 男子1次リーグで日本代表のSC軽井沢クラブがニュージーランドに快勝し、通算成績を4勝2敗とした。

 日本は第1エンドに1点を先制。1-1の第4エンドに2点を奪った。相手には1点しか取らせず、着実に第6エンドでも2得点して点差を広げた。6-3の第9エンドで1点をスチールしたところで、ニュージーランドがコンシードし、日本の勝利を認めた。

 試合後、スキップの山口剛史は「しっかり勝てたことはすごく良かった。ただ、試合の中でまだまだ課題、例えばヒットアンドロールの精度の悪さ、僕のコールがうまくいっていなかったところがまだあった。そこは悔しいというか反省したい部分」と話した。プレーオフ(PO)進出がかかる最終日の中国戦へ向けては「中国相手というのもあるが、自分たちのショットの精度を上げていく。そのためには序盤からしっかり氷を読んで丁寧にショットをきめていくことがすごく大事。今やるべきことを一つずつやりながら進めていければ」と話した。

 五輪への残り2枠を争う世界最終予選には8チームが出場。1次リーグは総当たりで戦い、上位3チームがPOに進む。POは1次リーグの1位と2位が1枠目を懸けて対戦し、敗れたチームと3位が最後の1枠を争う。

 6試合を終えて中国が6戦全勝で首位に立ち、PO進出が決定。2位は5勝1敗の米国。