ドジャースが、メッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手(31)と3年6900万ドル(約106億9500万円)で…
ドジャースが、メッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手(31)と3年6900万ドル(約106億9500万円)で合意に達したことを9日(日本時間10日)、複数の米メディアが報じた。FA市場で注目されていた大物クローザーが、3連覇を目指す常勝軍団に加わる。
通算520試合の登板で253セーブ、防御率2・82の成績を誇るディアスは、22年からメッツと5年契約を結んでいたが、3年でオプト・アプト(契約破棄)し、FAとなっていた。平均球速97・2マイル(約156キロ)の速球と切れのあるスライダーが武器。31歳となった25年シーズンは9月茉に、最速100・5マイル(約162キロ)をマークするなど、衰えもない。
23年シーズンは故障で全休したが、24年は54試合で20セーブ、25年は62試合で32セーブを挙げた盤石の守護神。2連覇と同時に、救援投手の安定感に苦しんでいたド軍の補強ポイントと合致した。大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)の先発陣を軸に、課題だったリリーフ陣に絶対的守護神が加入すれば、3連覇へ向けての大きな前進となる。