フィリーズからFAとなっていたカイル・シュワバー内野手(32)が、5年契約で残留したことを9日(日本時間10日)、複数の…
フィリーズからFAとなっていたカイル・シュワバー内野手(32)が、5年契約で残留したことを9日(日本時間10日)、複数の米メディアが報じた。25年シーズンに56本塁打でタイトルを獲得し、今オフのFA市場で目玉だった左の強打者。ESPNなどによると、5年1億5000万ドル(約232億5000万円)で合意し、残留となった。
メッツ、レッドソックス、パイレーツ、レッズなど複数球団による争奪戦となっていたが、4年連続ポストシーズン進出を果たしている強豪球団で、再び主砲として打線をけん引する。また、同選手は来春3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表として参戦することも発表された。
米フロリダ州オーランドでは、各球団の首脳陣や代理人らが集結するウインターミーティングが開催されており、移籍市場の動きが活発化している。FAランキング上位だった左打者の去就が決まったことで、メジャー挑戦を目指している村上宗隆内野手(25)ら日本人野手の今後の動向が注目される。