パドレスからFAとなっている元阪神のロベルト・スアレス投手(34)がドジャース、カブス、ブルージェイズなどで争奪戦の様…

 パドレスからFAとなっている元阪神のロベルト・スアレス投手(34)がドジャース、カブス、ブルージェイズなどで争奪戦の様相を呈していることが8日、明らかになった。すでにドジャース、ブルージェイズが獲得に興味を示していることが伝えられていた中、フランシス・ロメロ記者が自身のXで「カブスがまだクローザー市場を探っているという話を聞き、スアレスが理想的な候補者の一人として挙げられている」と発信した。

 ドジャースは昨オフに新守護神候補として獲得した左腕のスコットが不振。同時に補強したイエーツ、2年契約を結んだトライネンらも精彩を欠き、救援陣の防御率4・27。ブルペン強化を補強ポイントに挙げる中で、スアレスが候補の1人として浮上していた。

 スアレスはソフトバンク、阪神でプレーし、22年からメジャー移籍。パドレスでの4シーズンで、通算206試合で22勝13敗77セーブ、防御率2・91。今季は70試合でリーグ最多の40セーブ。シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使して残り2年1600万ドル(約25億円)の契約を破棄し、FAになっていた。