ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が8日、来春WBCに出場する大谷翔平投手(31)に関し、打者専念を想定していると…

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が8日、来春WBCに出場する大谷翔平投手(31)に関し、打者専念を想定していると明かした。

ウインターミーティング会場で取材に応じ、大谷の登板について「投げないで欲しいとは思うが、分からない。彼は自分の体のことをよく理解している。しかし、おそらく打者だけになるのではないかと思う。ショウヘイともまだ話していない」と明かした。今後、チーム内で議論を重ねた上で本人サイドとも協議し、結論を出す意向を示した。

大谷は前回大会、投打二刀流で出場し、米国との決勝では胴上げ投手となった。今季はワールドシリーズ第7戦で先発するなど、最終盤まで登板が続いていた。

同監督は、山本由伸投手(27)と佐々木朗希投手(24)のWBC出場には、慎重な姿勢を示した。「彼らにとって自国を代表することの意味を軽んじるつもりはない」としたが、一方で「制限などについて話し合わなくてはいけない。長いシーズンを戦ってきて、特にヤマモトは26年シーズンを見据えないといけない。まだ明確に決まっていない」。公式戦とポストシーズンで合計211回を投げた山本、右肩故障明けの佐々木への配慮を口にした。

ゴームズGMは「組織として腰を据えて話し合う必要があり、選手に関する情報がもっと得られたら会話していく」と話した。「今は非常に多くのことが進行中なので、少し後回しになっている」と来季補強の進展後に、2投手との対話を開始するとした。