◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第6節 町田3―1蔚山(9日・町田GIONスタジアム) 町田はホームで蔚山(韓…

◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第6節 町田3―1蔚山(9日・町田GIONスタジアム)

 町田はホームで蔚山(韓国)に3―1で勝利した。年内最後の試合を白星で締めくくり、勝ち点を11に伸ばした。

 6日の最終節・柏戦(0●1)から中2日。今季の集大成となる一戦へ、黒田剛監督は柏戦から6人先発を入れ替えた。すると前半6分、最終節で出場がなかった3人のプレーから幸先の良い先制点が生まれた。MF仙頭啓矢が右のCKからファーサイドのMF下田北斗を狙うと、フリーになった下田がダイレクトで左足を振り抜く。低く放たれたシュートを最後はMF増山朝陽が押し込んだ。

 ここで攻撃の手を緩めない。同21分、仙頭のパスから抜けだし、ドリブルで切り込んだFW西村拓真はエリア手前から右足を一閃(いっせん)。力強いシュートは相手GKに当たりながらゴール左に吸い込まれ、突き放した。

 さらに、後半2分にはFWオセフンが増山の右クロスを頭で決めてリードを3点に広げた。同10分にカウンターから1点を返され、後半は攻められる時間も長くなったが、勝利は譲らず。ホームでは今大会初の勝利を手にし、1次リーグ突破へ前進した。