◆プロボクシング ▽WBA・WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座統一戦12回戦 WBA王者・高見亨介―WBO…
◆プロボクシング ▽WBA・WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座統一戦12回戦 WBA王者・高見亨介―WBO王者・レネ・サンティアゴ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 正規王者・堤聖也―暫定王者・ノニト・ドネア▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級4位・桑原拓(12月17日、東京・両国国技館)
WBA世界ライトフライ級王者・高見亨介(23)=帝拳=との王座統一戦に臨むWBO同級王者のレネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=が9日、羽田空港着の航空機で来日。「ずっと統一戦をやりたいと夢見てきた。KOで勝とうが、判定で勝とうが、必ず勝つための試合運びができるように考えてきました。必ず勝つと思います」と必勝を誓った。
10戦全勝(8KO)でWBA王者となった高見について「非常に好戦的でパワフルな選手」と印象を語ったWBO王者は、「100%のコンディション。統一戦のためにパワフルな練習をしてきた。激しく体がぶつかり合う試合をする。グレートな戦いになると思う」と激闘を予告した。
23年10月にWBO世界同級暫定王座を獲得。24年3月に正規王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との統一戦で判定負けし王座陥落。今年3月、高見と同門の岩田翔吉(29)に判定勝ちし、王座返り咲きを果たした。
岩田と高見のどちらが戦いやすいかを問われると「高見選手と対峙してみないと、それは言えない。岩田選手はパワフルで非常に好戦的な選手だったと思う」と返答。日本での2連戦は「とても素晴らしい経験だと思う」と話し、高見へ向け「このチャンスをいただき、あなたのホームに呼んでいただき、ありがとうございます。高見選手は勇敢な戦士だと思います。17日、必ず良い試合ができると思います」とメッセージを送った。
サンティアゴの戦績は14勝(9KO)4敗。