◆香港スプリント・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝1200メートル) 大外枠から押し切ったスプリンターズSで…

◆香港スプリント・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝1200メートル)

 大外枠から押し切ったスプリンターズSで3連単130万円超の大波乱を演出したウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)が、G1馬として香港スプリント・G1(12月14日、シャティン)に出走する。

 積み重ねてきた経験を生かす。ここまで2度のドバイに加えて米国と3度の海外遠征。4月のドバイ・アルクオーツスプリントでは積極的なレース運びでゴール寸前まで先頭の2着と見せ場十分だった。前走は国内外合わせて9度目のG1挑戦でスプリント王の座を手にするなど、充実の8歳シーズンを送っている。

 3日の国内最終追いは単走で力強い伸びを披露。4週連続の騎乗となった三浦皇成騎手は「先週から今週にかけて馬がすごく良くなっています」と状態の良さを感じ取る。万全の態勢で25年を締めくくる。