来年3月、大相撲の錣山部屋に入門する富士市立吉原第三中の本多紘己(3年)が9日、同校で師匠となる錣山親方(元小結・豊真…
来年3月、大相撲の錣山部屋に入門する富士市立吉原第三中の本多紘己(3年)が9日、同校で師匠となる錣山親方(元小結・豊真将)同席で入門会見を行った。189・7センチ、135キロの巨体を生かし「優しい心を持った強い力士になりたい。地域の皆から応援されるようになりたい」と抱負を語った。
錣山親方が今年4月の神奈川・藤沢巡業の観戦に来ていた巨漢中学生に目が止まり、その場でスカウト。東京の部屋へ遊びに来て、合宿に参加する中で「激しくぶつかり合う力士がかっこいいと思った」と入門を決意した。
小3から始めたサッカーは中学ではMF。相撲や格闘技の経験はない。潜在能力に期待する錣山親方は「まだまだ成長している。これから心も体も鍛えないと。徐々に育てていきたい」。来年春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)前に新弟子検査を受け、初土俵を踏む予定だ。