<カーリング五輪最終予選:日本7-9フィリピン>◇8日(日本時間9日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ【ケロウナ(カナ…
<カーリング五輪最終予選:日本7-9フィリピン>◇8日(日本時間9日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ
【ケロウナ(カナダ)=飯岡大暉】カーリングの26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)最終予選で、男子日本代表SC軽井沢クラブが2敗目を喫した。フィリピンに7-9で敗れ、3勝2敗となった。
第3エンド(E)に3点スチールを許した。第4Eに3点返し、第8Eに2点スチール。しかし第9Eに2点を返され、最終第10Eは難しい状況に持ち込まれて1点スチールで突き放された。
リード小泉聡(37)は「1、2エンド目でみんな気持ちが入ってなかった。集中してなかった。もったいない」と悔やんだ。
フォース柳沢李空(24)は「前半3点スチールされたところでちょっと雰囲気が悪くなったが、その後立て直して、自分たちで盛り上げていけた。あとは本当にショットを決めるだけ」と切り替えた。
3チームで行われるPOへ痛い2敗目。5連勝の中国がPO進出を決め、4勝1敗で米国が続く。日本、オランダ、フィリピンが3勝2敗で並んでいる。
セカンド山本遵(19)は「人生をかけてここに来ている。決してこの負けという結果から逃げずに、しっかりとこの2敗を背負って、残り2戦、POと戦い抜きたい」と思いを明かした。
7大会連続五輪出場中の女子に対し、男子は自国開催の98年長野、18年平昌の2回のみ。今大会を勝ち抜き、2大会ぶり3度目の五輪を目指している。
厳しい状況に置かれたが、スキップ山口剛史(41)は「崖っぷちだが、気にせずにやるべきことをやっていく」と見据えた。
次戦は9日午後2時(10日午前7時)からニュージーランド(19位)と対戦する。
◆男子SC軽井沢クラブの日程 ※日本の世界ランクは10位
7日午前2時 2●5米国(6位)
7日午後0時 7○5オランダ(13位)
8日午前7時 10○7ポーランド(33位)
9日午前2時 8○5韓国(12位)
9日午後0時 7●9フィリピン(38位)
10日午前7時 ニュージーランド(19位)
11日午前2時 中国(9位)
11日午後0時 PO(1):予選1位×2位
12日午前8時 PO(2):(1)敗者×予選3位