早稲田大学ア式蹴球部は9日、東京・新宿区の同大大隈会館で、JリーグとWEリーグの加入内定選手合同記者会見を行った。川崎フ…

早稲田大学ア式蹴球部は9日、東京・新宿区の同大大隈会館で、JリーグとWEリーグの加入内定選手合同記者会見を行った。

川崎フロンターレに内定しているMF山市秀翔(4年/スポーツ科学部)は、来季の目標を二つ掲げた。「1つ目は特別大会での優勝。チームとして優勝するところ、2つ目はスタメンで出続けて活躍し続けるというところです」と明治安田J1百年構想リーグからの躍動を誓った。

また来年6月のビッグイベントへの強い気持ちも明かした。「特別大会とJリーグの中断期間にW杯がある。そこのメンバーに選出してもらえるような活躍を特別大会でしていきたい」とFIFA ワールドカップ(W杯)北中米大会メンバーへの滑り込みに意気込みを見せた。

桐光学園(神奈川)から早大入りした山市は、世代別日本代表経験もある逸材。「成長できたと思えることはたくさんありますが、一つあげるとしたら心の部分、メンタルの部分」とした。あいさつや心構え、練習に対する姿勢などが特に伸びたといい「プロに行っても芯に持ち続けてやろうと思っています」と誓った。すでの終盤2試合でベンチ入りするなど、クラブの未来を担う存在として期待がかかる。