大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)で再入幕が確実な元大関・朝乃山(高砂)が9日、東京都墨田区の部屋で基礎運…
大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)で再入幕が確実な元大関・朝乃山(高砂)が9日、東京都墨田区の部屋で基礎運動などで汗を流した。相撲を取る稽古は行わず、すり足や腕立て。最後は幕下以下の力士のぶつかり稽古に胸を出した。「(九州場所後)まだ相撲は取っていないので徐々にやっていく。番付発表(22日)までまだ時間はある。年越ししてからが勝負」と無理せず調整している。テーマについては「1つ2つには絞れない。朝稽古で毎回考えながらやっていきたい」と明かした。
九州場所は西十両4枚目で12勝3敗。来年初場所で昨年名古屋場所以来の幕内復帰が確実なことについては「幕内には上がっていたら、15日間戦えるよう準備をしないといけない。十両と幕内はまた違う」と引き締める。国技館の幕内は昨年の初場所以来となる。初場所は休場を除けばすべて勝ち越している。相性の良い本場所で復活を遂げる。