フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(21=米国)が、驚天動地の新技を披露した。9日、自身のイン…
フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(21=米国)が、驚天動地の新技を披露した。
9日、自身のインスタグラムを更新。7日まで名古屋市のIGアリーナで行われ、3連覇を達成したグランプリ(GP)ファイナルを振り返った。鍵山優真や佐藤駿の日本勢との3ショットや、同じ米国代表女子のアンバー・グレンとの2ショットなどを公開。「この大会は本当に素晴らしいものでした。会場の雰囲気から、記録更新を続ける中での演出、そしてフィギュアスケートの美しさを堪能できるまで。皆様のご支援に心より感謝申し上げます」と感謝を記した。
同大会ではショートプログラム(SP)3位と出遅れながらも、フリーでは世界初の4回転ジャンプ6種7本を成功。自らが持つフリー世界最高得点を9・27点上回る238・24点を記録し、合計332・29点で逆転優勝を果たした。
進化を続ける“4回転の神”だが、またしても異次元のジャンプを披露した。投稿の最後に、2連続クワッドアクセル(4回転半)を着氷させる練習動画を公開。世界でマリニンただ1人が跳べるジャンプをさらにコンビネーションで体現し、「これからも楽しみをお見逃しなく」と不敵に予告した。