「MLBウインターミーティング」(8日、オーランド) ドジャースのブランドン・ゴームズGMが報道陣の取材に応じ、噂され…

 「MLBウインターミーティング」(8日、オーランド)

 ドジャースのブランドン・ゴームズGMが報道陣の取材に応じ、噂されていたテオスカー・ヘルナンデス外野手のトレードについて「それはまったく想定していることではない」と完全否定した。

 テオスカーは昨オフ、ドジャースと3年総額105億円の複数年契約を結んだ。今季は昨年と比較してやや成績を落としたものの、134試合に出場して打率・247、25本塁打、89打点をマーク。ポストシーズンでは5本塁打と活躍し、球団史上初のワールドシリーズ連覇に大きく貢献した。

 一方で守備の不安を露呈し、チームの高齢化を疑問視する米メディアではトレード論が過熱。カージナルス・ヌートバーらの名前が浮上していたが、ゴームスGMは「もちろんその手の話は『絶対ない』とは言えない。テオに関して名前が挙がっているのは知っているが、それは我々がまったく想定していることではない」と言い切った。

 ロバーツ監督もこの日、会見した際に左翼コンバートの可能性を示唆しながらも「彼はウチの右翼手だ」と明言。「私が見た限りでは最後にコロラドで試合をして以降、彼のライトの守備は少なくとも平均的なレベルにあった。打撃のポテンシャルを考えれば、それで十分だと思う」と説明していた。