全日本プロレスは9日までに12・31代々木第二体育館での「ゼンニチ大晦日2025」(試合開始・午後2時)で三冠ヘビー級…
全日本プロレスは9日までに12・31代々木第二体育館での「ゼンニチ大晦日2025」(試合開始・午後2時)で三冠ヘビー級王者・宮原健斗が安齊勇馬と2度目の防衛戦を行うことを発表した。
宮原への挑戦を巡っては、11・28熊本大会で前王者の斉藤ジュンと元王者の安齊勇馬が挑戦を表明。宮原が12・10後楽園大会で世界最強タッグに優勝した暁にどちらかを指名することを表明していた。
しかし、12・7名古屋大会でデイビーボーイ・スミスJr.とのタッグで斉藤ジュン、安齊勇馬と対戦した宮原は、安齊に掟破りの「シャットダウン・スープレックス」に敗れた。
安齊は試合後のリングで「おい、これで決定だろ。12月31日、今年最後のビッグマック……ビッグマッチ!」と衝撃的な言い間違えをしながら「12月31日、最後のビッグマッチ、宮原健斗対安齊勇馬、決定だろ。全日本プロレス、PWF、そして宮原健斗。なんか文句があるなら全部、青柳優馬に言え。そして文句がない人は、俺がとんでもねぇもの見せてやるから、全員俺についてこい」と要求した。
これに宮原は「最後アイツはなんて言ってんだ? 三冠? 大みそか? 俺は誰に負けたんだ? 安齊勇馬? ……やられた、やられた。安齊勇馬。やってやろうじゃねえか。テメエの逆シャットダウンか。ナメられたもんだな。スーパースター、第76代三冠ヘビー級チャンピオン、ナメられたもんだな。世代交代ってやつか、これは? どうなんだ? それを狙ってんだろ、アイツは。やってやるよ、大みそかで。やってやるよ」と受諾した。両者の意向を受け、PWF本部が大みそかでの三冠戦を承諾し全日本プロレスが発表した。