プロ野球の現役ドラフトが9日、実施される。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する制度で、22年に始まって今年で4回目…
プロ野球の現役ドラフトが9日、実施される。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する制度で、22年に始まって今年で4回目。
阪神は22年にソフトバンクから獲得した大竹耕太郎投手(30)をはじめ「勝ち組」となっている。今回はどんな戦略をとるか。
ぶっちぎり優勝を果たした今季はベストナイン、ゴールデングラブ賞とも7ポジションを占めた。ここに内外野をこなせるドラフト1位入団の創価大・立石正広内野手(22)が加入する。さらに競争が激化、レギュラーの座は極めて狭き門になる。
最後まで固定されなかった左翼には、内野が本職の熊谷敬宥(30)に高寺望夢(23)、捕手登録の中川勇斗(21)らが代わる代わる入った。あおりを食った本職の外野手は軒並み、出番を減らした。
チーム編成を俯瞰(ふかん)した際、人材が集中している「左翼」はポイントになるかもしれない。