エンゼルスのカート・スズキ新監督(42)が、マイク・トラウト外野手(33)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)…

エンゼルスのカート・スズキ新監督(42)が、マイク・トラウト外野手(33)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場について、現状は未定であることを明かした。

8日(日本時間9日)、フロリダ州オーランドで行われているウインターミーティング(WM)会場でメディアの取材に対応。前回大会に出場したトラウトについて、「誰がWBCに出場するのか、しないのか、まだその話し合いはしていない。いずれ話題になると思うが、現時点でははまだ何も聞いていない」と話すにとどめた。

トラウトは近年、故障に悩まされ、24年シーズンは左膝を手術。25年シーズン途中からDHに専念した。スズキ監督は、出場をサポートするかどうか、「議論が必要。選手とチームにとって最適なプランを話し合う必要がある」とした。

トラウトは前回大会で米国代表の主将を務め、侍ジャパンとの決勝戦では1点を追う9回2死から大谷翔平投手(31)と対戦。空振り三振に倒れ、準優勝となった。この場面について、スズキ監督は「誰もが見たと思う。素晴らしかった。野球にとって素晴らしい瞬間。WBC決勝戦で、世界最高の2人の選手が対戦する、これ以上のものはないよね」と回想した。