「MLBウインターミーティング」(8日、オーランド) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が会見に臨み、大谷翔平投手のWB…
「MLBウインターミーティング」(8日、オーランド)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が会見に臨み、大谷翔平投手のWBC二刀流出場について「まず投げてほしくない(笑)」と冗談交じりに語り、「まだ話をしてないから言えない。日本が持つWBCの意味は分かっているし、これから話し合っていく」と明かした。
その上で「ショウヘイは自分の体の状態をとてもよく理解しているし、おそらく打者としてだけ出場することになるだろうという考えはあると思う。だが本当のところはわからない。ショウヘイ本人とはまだ話をしていない」と今後も継続協議となる方針を示した。
大谷はすでに自身のSNSで来年3月に行われるWBCについて出場を明言。11月末に報道陣の取材に応じた際、起用法についてはまだ分からない」としながらも「何通りかプランを持っておくべきだと思う。投げるパターンと投げないパターン。球団と話をしながら開幕に向けてどういう感じで入っていけばいいかプランに沿っていけばいい」と語っていた。
2月上旬から始まるキャンプでの自身の状態を確認しながら球団と協議していく方針。侍ジャパンの井端監督は「自分の考えは当然、両方でいってほしいが、来季に向けて体を動かしてないと思いますし、まずは動き出してから相談しながらやっていこうかなと思います」と話していた。
またワールドシリーズで大車輪の活躍を見せてMVPに輝いた山本由伸投手、佐々木朗希投手についてロバーツ監督は「現時点でははっきりしたものはない。もちろん本人たちにとっても非常に楽しみにしているところであり、日本の国全体も盛り上がっている。私たちはその点について話し合う必要がある」と語り、「特に山本に関しては2026年を見据えていることもあり、今のところ、明確になったものはない」と説明した。
またロバーツ監督は来季、大谷を開幕から二刀流として起用することも明言。先発投手のローテーションは「5人にはならない。ショウヘイには6日、7日、8日といった休養日を与えて調整していけるようにすることは我々のプロセスの一部だと考えている」とゆとりを持たせながら、大谷を含む6人で回していく方針を示した。