伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第1回…

 伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第1回は3年連続9度目の優勝を狙う青学大。

 ◆德澄(とくずみ)遼仁(4年)

 「イチ推しの選手は4年生全員です。みんなリーダーの責任感を持っています。特に(黒田)朝日と塩出(翔太)は4年生になって変わりました。本来、朝日と塩出はマイペースな性格なのに積極的にチームメートに関わっています。塩出は陸上の知識にたけているので技術的なアドバイスもしています。最後の箱根では、朝日は、ただ区間賞を取るだけではなく圧倒的な走りをしてほしい。塩出には、どの位置でタスキを受けてもチームに勢いをつける走りを期待しています」

 ◆青学大 1918年創部。箱根駅伝は43年に初出場。2004年に原監督が就任。09年大会で33年ぶりに本戦出場し、15年から4連覇など優勝8回。出雲駅伝は優勝4回。全日本大学駅伝は優勝2回。16年度は学生駅伝3冠達成。練習拠点は東京・町田市と神奈川・相模原市。タスキの色はフレッシュグリーン。長距離部員は選手65人、学生スタッフ18人。主なOBは「3代目・山の神」と呼ばれた神野大地(M&Aベストパートナーズ選手兼任監督)、太田蒼生(GMOインターネットグループ)ら。