エンゼルスの地元メディア、オレンジカウンティ・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者が8日(日本時間9日)、Xでアンソ…

 エンゼルスの地元メディア、オレンジカウンティ・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者が8日(日本時間9日)、Xでアンソニー・レンドン内野手の来季契約について言及。球団が7年2億4500万ドル(約380億円)契約の最終年、来季年俸3800万ドル(約58億9000万円)を残し、現役引退する話し合いを継続していると伝えた。

 レンドンはナショナルズ時代の19年に打率・319、34本塁打、リーグ最多126打点をマークする活躍で球団初のワールドチャンピオンに大きく貢献。同年オフにFAになり、エンゼルスと7年2億4500万ドル(約380億円)の超大型契約を結び、鳴り物入りで入団した。

 コロナ禍による60試合の短縮シーズンとなった移籍1年目は52試合に出場するも、打率・286、1本塁打、9打点と実力を発揮できず。トラウトと大谷とともにメジャー屈指の中軸トリオを形成したはずだったが、2年目以降は故障続きで年間60試合を越えたシーズンは一度もなし。年俸3800万ドル(約58億9000万円)だった今季は股関節手術で全休し、期待を裏切り続けた。エンゼルス6シーズンの通算成績は257試合、打率・242、22本塁打、125打点、OPS・717。

 フレッチャー記者は「エンゼルスは依然としてレンドンとの間で何らかの和解や引退について話し合っているが、まだ何も決まっておらず、実現しない可能性もある。レンドンはリハビリ中で、いずれにしてもエンゼルスは彼が来季プレーしないことを前提に準備を進めている」と伝えた。