10日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節のマンチェスター・シティー戦が、レアル・マドリー…
10日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節のマンチェスター・シティー戦が、レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督(44)の進退に影響を及ぼす可能性があるとスペイン紙マルカ電子版が8日に報じた。
Rマドリードは7日にベルナベウで行われたスペインリーグ第15節でセルタに敗れ、バルセロナとの勝ち点差が4に開いた。この事態を受け、フロレンティーノ・ペレス会長を含むクラブ首脳陣は試合直後にスタジアムで緊急会議を開き、ここ5週間で不可解に悪化したチーム状況について分析したとのことだ。
その際、直近の公式戦7試合でわずか2勝という厳しい状況に陥っているシャビ・アロンソ監督や選手たちに焦点が当てられ、今季のホーム初黒星を喫したセルタ戦で明らかになったパフォーマンスの悪さや負傷者続出の問題、審判の判定などが議論の対象になったという。
特にクラブは10月のクラシコでビニシウスが交代時に怒りを示したことで明らかになった監督と主力選手の不和を大いに懸念しており、マンチェスター・シティー戦をチームの反応を見るための期限に定めたとのことだ。この試合の結果やチームのイメージによって多くのことが左右され、まずはシャビ・アロンソ監督の将来に影響を与える可能性があるという。
同紙によると、すでに後任候補の名前が挙がっており、かつてRマドリードで欧州CL3連覇を成し遂げたジネディーヌ・ジダン氏が最有力であるという。もう1つの選択肢として、可能性は高くないものの、リバプールで成功を収めた後、監督職を離れているユルゲン・クロップ氏が挙がっている。(高橋智行通信員)