FC東京、ヴィッセル神戸などで活躍した元日本代表MF高橋秀人(38)が8日、自身のインスタグラムを更新。現役引退を発表し…
FC東京、ヴィッセル神戸などで活躍した元日本代表MF高橋秀人(38)が8日、自身のインスタグラムを更新。現役引退を発表した。
22年からニュージーランドのアマチュアチーム、オークランド・ユナイテッドFCでプレー。指導者経験を積みながら、異国でサッカーを続けていたが、現役生活に終止符を打った。
インスタグラムでは「お知らせ」と題して「このたび、高橋秀人は2025シーズンをもちましてサッカー選手を引退する決断をいたしましたので、この場を借りてご報告申し上げます」と伝えた。
周囲への感謝を伝え、「言葉にすることができないほど貴重で充実した経験ができました。改めて心より感謝申し上げます」とした。
東京学芸大から10年に東京入りすると、センターバック、ボランチとして主軸となり、J屈指の中盤に成長。12年には日本代表候補合宿に初招集され、5月にA代表デビューを飾った。17年に東京から神戸に移籍すると、サガン鳥栖、横浜FCを経てニュージーランドに渡っていた。
以下、コメント全文
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「お知らせ」
このたび、高橋秀人は2025シーズンをもちましてサッカー選手を引退する決断をいたしましたので、この場を借りてご報告申し上げます。
プロサッカー選手として13年間、アマチュア選手として3年間、16年の歩みを振り返ると、クラブやチームメート、コーチングスタッフ、ビジネススタッフ、ホペイロやマネジャー、スポンサーや行政の皆さま、JFA、Jリーグ、そして多くのファン・サポーターの皆さまのおかげで、言葉にすることができないほど貴重で充実した経験ができました。改めて心より感謝申し上げます。
FC東京、ヴィッセル神戸、サガン鳥栖、横浜FC、Auckland United FCと在籍させていただいたそれぞれのクラブには、色あせることのない思い出がたくさんあります。また、私の成長を支えてくださった伊勢崎市SFCイレブン、図南SCジュニアユース、前橋商業高校、東京学芸大学の関係者の皆さまにも深く感謝しています。
かつて自分には自信がなく、プロを諦めかけて教員の道を目指していた時期がありました。それがここまで長くプレーできたのは、夢を諦めない決意と努力の大切さを教えてくれた皆さんのおかげです。
現在はニュージーランドでプレーと指導を並行する日々ですが、プロ選手とアマチュア選手としての価値観の違い、そして選手と指導者を兼任できた視点、さらに日本と海外でプレーできた日本人としての誇りが、今後の活動の軸になると確信しています。
最後に、私の健康に気を使い私を育ててくれた両親へ、そして陰ながら寄り添ってくれた妻と子供たちへ、改めて感謝しています。
皆さまと、いつかまたスタジアムで直接お会いできる日をとても楽しみにしています。