21年の川崎記念、かしわ記念でJpn1を制覇したカジノフォンテン(牡9歳、船橋・玉井昇厩舎)が、10日に行われる船橋記…

 21年の川崎記念、かしわ記念でJpn1を制覇したカジノフォンテン(牡9歳、船橋・玉井昇厩舎)が、10日に行われる船橋記念・S3を最後に引退する。千葉県競馬組合が8日、発表した。

 繋養先は北海道新ひだか町・レックススタッドで、17日には船橋競馬場を出発して、種牡馬として第2の馬生を送る予定。

 同馬は18年10月デビューから、京成盃グランドマイラーズを連覇するなど重賞6勝。東京大賞典・G1で2着などJRA馬と互角の勝負を展開。21年にはNARグランプリダートグレード競走特別賞を受賞した。通算44戦13勝(8日現在)。

 JRA所属馬相手に健闘した大ベテランの引退発表にSNS上では、早くも惜別のコメントが寄せられた。「大賞典2着は忘れないよ」「貴方は僕のヒーローの1人です」「自分にとっても財産です」「THEカジノドライヴという馬でしたね」。「休みにしておいたので全力応援してきます!」「行きたい!行きたい!休みたいよ」など引退レースへ向けたエールも数多く見られた。