記念すべき第1号を取りに行く。巨人リチャード内野手(26)が8日、日本野球機構(NPB)が来季新設する「長嶋茂雄賞」に名…
記念すべき第1号を取りに行く。巨人リチャード内野手(26)が8日、日本野球機構(NPB)が来季新設する「長嶋茂雄賞」に名乗りを上げた。今年6月に亡くなった巨人長嶋茂雄終身名誉監督の功績をたたえる賞に「絶対ジャイアンツの選手が取った方がいい。良い成績が出せたら、手の届かないものではない。頭の片隅に入れて、自分のプレーができたら」と意欲を見せた。
今季5月にトレードでソフトバンクから移籍すると、豪快な打球でファンをとりこに。自身3年ぶりとなる1発を入団会見直後に決め華々しいデビューを飾ると、8月には東京ドームで衝撃の看板直撃弾を放ち、パワーを見せつけた。「自分のスイングをして、当たればいい」。狙わずとも己のスイングを貫けば、アーチはついてくる。ロマン砲が秘めるパワーは底知れない。
この日は、1月18日午後7時からフジテレビで放送される「ジャンクSPORTSプロ野球12球団 トーク日本シリーズSP 2025」の収録に参加。持ち前の愛されキャラでスタジオを盛り上げた。「成績を残して、僕が賞を取れたら」。常にグラウンドでファンを魅了してきたミスターの背中を追いかける。【北村健龍】