日本バスケットボール協会(JBA)の伊藤拓摩強化委員長(43)は8日、男子代表強化部会を開き、11月28日と12月1日に…
日本バスケットボール協会(JBA)の伊藤拓摩強化委員長(43)は8日、男子代表強化部会を開き、11月28日と12月1日に台湾と対戦した27年W杯アジア1次予選2戦を「課題は成長、伸びしろだと考えている。(課題は)山ほどあります、いい意味で」と総括した。
部会後に、オンラインでメディアブリーフィングを実施。2戦目でジョシュ・ホーキンソンが40分間、渡辺雄太が37分間コートに立つなど、プレー時間が偏っていたことを受け「理想的かといわれるとそうではない」と振り返り、JBAとして改善案を模索。ひとつの試みとして、采配に活用できるデータを、代表合宿前までにヘッドコーチや選手に共有するといった「多方面からのバックアップ」を構想していることを説明した。
来年2月からは、中国、韓国との戦いが待ち受けている。1次予選通過へ負けられない試合が続く中、伊藤氏が就任時からキーワードとするのは「一体感」。「所属チームに戻ろうが、代表の一部だと感じてもらえるかが大切」とチーム作りのポイントを改めて説明し、強化部会として「(五輪など)いくつも軸を作りながら、継続的に再現性を持って強化していく」とした。