◆第18回カペラS・G3(12月14日、中山競馬場・ダート1200メートル) 第18回カペラS・G3(14日、中山)で連…

◆第18回カペラS・G3(12月14日、中山競馬場・ダート1200メートル)

 第18回カペラS・G3(14日、中山)で連覇を狙うガビーズシスター(牝4歳、美浦・森一誠厩舎、父アポロキングダム)が、得意の舞台で巻き返す。浦和の小回りコースだった前走のオーバルスプリントは、前残りの展開に泣かされて4着に終わった。4勝を挙げている中山替わりは歓迎で、森一調教師は「メンタル面も馬体面も含めて、いい状態できています」と仕上がりについても手応えをつかむ。

 その証拠に1週前追い切りは、美浦・Wコースで外ヴィンセンシオ(3歳オープン)を追走する形から、5ハロン66秒0―11秒4を馬なりでマーク。楽な手応えで2馬身先着して、活気あふれる動きが目を引いた。「ここを目標に入厩後も順調。併せる形でしまいもしっかりやって、いい反応でした」と指揮官。6ハロンへの距離短縮もプラス材料で、今度は本領を発揮する。