サッカー韓国代表で、米プロリーグのロサンゼルスFCに所属している孫興民(ソン・フンミン=33)を脅迫した男女が懲役刑を…
サッカー韓国代表で、米プロリーグのロサンゼルスFCに所属している孫興民(ソン・フンミン=33)を脅迫した男女が懲役刑を宣告されたと8日、現地メディアのDispatchなどが報じた。
記事によるとこの日、ソウル中央地方裁判所で宣告期日が開かれ、20代女性は恐喝と恐喝未遂容疑で懲役4年、40代男性は恐喝未遂の疑いで懲役2年が宣告されたという。
女性は裁判で「被害者を脅迫したことはない」と全ての容疑を否認したが、裁判所は「『孫興民の子どもだと思っていた』という主張に、一貫性がない」と指摘。そして「妊娠中絶の慰謝料として、3億ウォン(約3千万円)を受け取ったと言っていたが、これを慰謝料とするには、あまりにも額が大きい。相手が有名人であるのをいいことに、大金を受け取ったとみられる」と伝えたとした。
男性に対しては「単純な脅迫と要求に留まらなかった」「被害者が有名人という点を利用して、広告主やマスコミなどに吹聴した。被害者は、相当な精神的ダメージを受けたと思われる」と判断したという。
これに先立ち女性は昨年6月、孫興民へ「あなたの子どもを妊娠した」「キャリアを守ってあげるから」と脅迫し、金品を要求。女性の知人だという男性は脅迫に加担し、2カ月で15回にわたり金銭を要求しただけでなく、孫興民の秘書や実父運営のアカデミー、広告会社などにも連絡し、圧力をかけていたと伝えられた。