J1清水エスパルスは8日、来季の新監督として今季まで神戸の指揮した吉田孝行氏(48)の就任を発表した。吉田氏は22年6月…

J1清水エスパルスは8日、来季の新監督として今季まで神戸の指揮した吉田孝行氏(48)の就任を発表した。吉田氏は22年6月に神戸で3度目の監督に就任。当時最下位だったチームを13位に引き上げ、翌年からJ1連覇と天皇杯の計3つのタイトルを獲得した。清水はJリーグ屈指のタレント集団をまとめ、神戸で3度頂点に導いた手腕を高く評価。さらなる高みを目指す上で適任と判断し、就任を打診した。

反町康治ゼネラルマネジャー(GM、61)は「今のフットボールはインテンシティ(強度)がキーワード。ボールと人が動く、ゴールに向かう姿勢を、エスパルスでもやっていかないといけない」とオファーをした経緯を説明。吉田氏はクラブを通じて「エスパルスファミリーの皆様。このたび、来シーズンより清水エスパルスの監督に就任することになりました。反町GMをはじめ、フロントの皆様が強い想いを持って誘っていただいたことに、心から感謝しています。清水は「サッカー王国」として特別な歴史と文化を持つクラブだと感じています。ファン・サポーターの皆様とともに、もう一度強い時代を取り戻したい。その覚悟とともに、このクラブを必ず強くしなければならないという責任を強く感じています」などとコメントした。

吉田新監督のもとで戦う来季は、来年1月5日に始動し、同7日に新体制発表記者会見を行う。