ヴィッセル神戸は9日にアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグの第6戦で成都蓉城(中国)と対戦…
ヴィッセル神戸は9日にアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグの第6戦で成都蓉城(中国)と対戦する。
試合前日の8日はノエスタで行われた公式会見に吉田孝行監督(48)とMF飯野七聖(29)が出席。吉田監督は「今季最後の試合をホームでできる。しっかり勝ち点3を取って締めくくりたい」と意気込んだ。
この日来季の清水エスパルス監督就任が正式発表された指揮官にとって成都戦は、3年半率いてきた神戸でのラストマッチとなる。それでも感傷にひたる様子はなく「いつものシーズン最後のトレーニングと変わらない。選手たちもこの試合に向けて良い準備をしてくれたし、そういうメンタリティーで練習もしてくれた」と、あくまでいつも通りの調整で臨むことを強調した。
吉田監督の神戸で3度目となる監督就任が発表された22年6月29日の同日に神戸加入が発表された飯野は、ともに過ごした時間を振り返った。「タカさんとほぼ同じタイミングで神戸に加入して3年半が経つ。いろんなポジションをやりながら、たくさん葛藤して、いろんなことを日々吸収しながら歩んできた。チームとしてタカさんをしっかり勝利で送り出したいし、個人としては最後にピッチに立って自分の力を証明できるチャンスなので、学んできたものを出して良い試合にしたい」と思いを語り、今季最終戦を白星で終えることを誓った。