オリックスは8日、本田仁海投手(26)、宇田川優希投手(27)と来季、育成契約を結んだと発表した。背番号は本田が「123…
オリックスは8日、本田仁海投手(26)、宇田川優希投手(27)と来季、育成契約を結んだと発表した。背番号は本田が「123」、宇田川が「121」に決まった。
大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、本田は600万円減の年俸2000万円でサインした。「リリーフ陣も僕の同年代、年下の選手も活躍していますし、そこに負けずにしていきたい」。今季は5月31日の2軍ソフトバンク戦(阿南)の登板を最後に、9月に右肘クリーニング手術、右肘尺骨神経剥離術を受けた。リハビリは順調で、現在は35メートルほどでキャッチボール。「去年、一昨年より良い状態で投げられたら」と意気込んだ。
宇田川は900万円減の2800万円で更改。3月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、リハビリに費やした1年を「長かったんですけど、全部は来年のためにと思ってやってきた」と振り返った。
現状は「遠投もできていますし、短い距離でも出力は上げて投げられています」と説明。リハビリ中は吉田や小木田ら同手術を受けた投手陣と声をかけ合ってきた。実戦復帰は4月ごろを予定。育成から1軍復帰へ。「ここ最近1軍で投げている姿を見せられていないので、来年は復帰して1軍でたくさん見てもらえるように」と力を込めた。(金額は推定)