J1清水は8日、来季の新監督に神戸の吉田孝行監督(48)が就任すると発表した。 吉田氏はJ1神戸の監督として、23年に…

 J1清水は8日、来季の新監督に神戸の吉田孝行監督(48)が就任すると発表した。

 吉田氏はJ1神戸の監督として、23年にクラブをJ1初優勝へと導いた。24年にはリーグ2連覇と天皇杯制覇を成し遂げ、2冠を達成。今季のリーグは5位に終わり、11月30日のホーム最終節終了後に退任を表明していた。

 清水は今季11勝16敗11分けで14位。吉田氏の手腕が注目される。

 吉田氏はクラブを通じて以下のようにコメントした。

 「エスパルスファミリーの皆様。このたび、来シーズンより清水エスパルスの監督に就任することになりました。反町GM をはじめ、フロントの皆様が強い想いを持って誘っていただいたことに、心から感謝しています。清水は「サッカー王国」として特別な歴史と文化を持つクラブだと感じています。ファン・サポーターの皆様とともに、もう一度強い時代を取り戻したい。その覚悟とともに、このクラブを必ず強くしなければならないという責任を強く感じています。攻守にアグレッシブで、観ている方に勇気と感動を与えられるサッカーを実現するために全力を尽くします。エスパルスファミリー全員で力を合わせ、強い清水エスパルスを作っていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします」

 ◆吉田 孝行(よしだ・たかゆき)1977年3月14日、兵庫・川西市生まれ。48歳。兵庫・滝川二高を経て95年に横浜フリューゲルスに入団。FW、MFとして活躍し、横浜FM、大分を経て、08年から現役引退する13年まで神戸でプレーした。17年に神戸監督に就任。