JFL・アトレチコ鈴鹿で今季プロ40年目を戦った元日本代表FW三浦知良が8日、大阪府内で自主トレを行った。この日は屋外…
JFL・アトレチコ鈴鹿で今季プロ40年目を戦った元日本代表FW三浦知良が8日、大阪府内で自主トレを行った。この日は屋外で有酸素系中心のトレーニングと、室内でのトレーニングを午前と午後で実施した。
今回のキャンプは7日に大阪入りし、17日間ほど実施する予定。テーマは「自分としては有酸素、基礎のところからやりたいなと思っている。走るだけなのか、ボールを使いながらなのか、その辺はトレーナーと相談しながらやっていけたら」と、基本的なところから積み上げていくと明言した。クラブとしても地域リーグへの降格となった今季を「1年間やってきた結果なので受け入れないといけないなと思いますし、自分たちに力がなかったと思います。自分自身も前半戦はほとんどけがでチームに貢献できなかったので、悔しいシーズンになってしまった」と振り返った。
また、自身の去就にも言及した。プロ生活41年目となる来季。どこのクラブでプレーするかは「僕自身は常に、どこで一番充実して、自分が本当に高い意志と情熱でできるかっていうところを優先してきた」と決断する基準を話した。オファーは「地域リーグも含めてJのチームもお話はきています。本当にありがたいこと」と明言。「自分がどこで一番試合に出られるのかとか、どこで自分が燃えるとか、そういうところもすごい大事なんで。環境も当然大事。全部総合して、またこれからいろんな方々とお会いするので、しっかりお話を聞いていきたい」と、レンタル元である横浜FCや鈴鹿とも会話を重ねて決める。
決断のめどとしては「(今回の)キャンプ、2週間ちょっとありますけどそこで決められたらいいなと思いますけど、どうですかね」とコメント。「どこに行くにしても手応えをつかめるようなそういうキャンプにしたいので、計画的にやりたいなと思います」とまずは来季に向けて体を仕上げる。