「カーリング女子・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、日本10-3チェコ」(7日、ケロウナ) 女子1次リーグが行われ、…

 「カーリング女子・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、日本10-3チェコ」(7日、ケロウナ)

 女子1次リーグが行われ、日本代表のフォルティウスはチェコと対戦し、10-3で快勝。第8エンドを終えてチェコがコンシードした。日本代表として8大会連続の五輪出場へ、無傷の4連勝と白星を伸ばした。

 第1エンドで2点を奪うと、第4エンドは3点のビッグエンド。スキップ吉村紗也香を中心に主導権を握り、前半を5-2で折り返した。

 後半立ち上がりの第6エンドも吉村が落ち着いてラストショットを決めて2点を追加。リードを大きく広げた。第8エンドもサード・小野寺佳歩のダブルテイクアウトなどが効果的に決まるなど、3点を入れて試合を決めた。

 初戦では3月の世界選手権で敗れた難敵アメリカに8-4で勝利。ドイツ、豪州との大熱戦も制した後、チェコには快勝して4連勝とした。

 ◆カーリングのミラノ・コルティナ五輪への道 五輪では男子、女子、混合ダブルスの3種目が実施され、それぞれ10カ国が出場できる。女子は開催国のイタリアを含めて8カ国(カナダ、スイス、韓国、スウェーデン、デンマーク、イギリス、中国)がすでに出場権を獲得。残り2枠を、今回の五輪最終予選(12月5日開幕、カナダ・ケロウナ)で争っている。1次リーグは出場全8チームで総当たりを行い、上位3チームが決勝に進出。そのうち2カ国が五輪切符を獲得できる。