第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、継続中としては最長の21年連続シード権(10位以内)獲得を狙う東洋大が8日、…

 第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、継続中としては最長の21年連続シード権(10位以内)獲得を狙う東洋大が8日、東京・文京区の白山キャンパス内で壮行会を行った。酒井俊幸監督(49)、主将の網本佳悟(4年)、エース格の松井海斗(2年)らが、昼休みに集まった学生、教員、職員らに対し、24年連続84回目の箱根路に向けて、健闘を誓った。

 酒井俊幸監督(49)が「本日は10日に発表される16人の出場登録選手候補が来ております。ぜひ、顔と名前を覚えていただいて、応援をよろしくお願いします」と丁寧にあいさつすると、大きな拍手が沸き起こった。

 今年1月の第101回箱根駅伝で、東洋大は最終10区の最終盤まで8~11位争いを繰り広げた。4校のうち3校がシード権を獲得、1校だけがシード権を逃すというシビアな戦いで、アンカーの薄根大河(当時2年、現3年)が9位と踏ん張り、20年連続のシード権を死守した。今回は21年連続シード権、さらには5位以内をチーム目標に掲げている。

 10日に各チーム出場登録選手16人が発表され、今週以降、多くの大学で壮行会が開催されるが、この日の東洋大の壮行会は「最速」の開催。東京箱根間を往復するレースでも、少しでも速いゴールを目指す。