用具メーカー「ミズノ」の公式YouTubeチャンネル「MIZUNO BASEBALL JP」が7日、新規投稿され、巨人…
用具メーカー「ミズノ」の公式YouTubeチャンネル「MIZUNO BASEBALL JP」が7日、新規投稿され、巨人・坂本勇人内野手のグラブ修理の様子を公開。意外な技術が明らかになった。
グラブの修理を担当する「リペアマン」として今井一紀氏が行った作業の模様を公開。「普段の練習用でお使いになられているグラブの紐が伸びたり、柔らかくなってきているということで、硬さを戻したいということで紐を全部交換する作業をします」と説明し、進めていく中で名手のポイントが発見された。
それは捕球部分。人さし指の部分を中心にボールを捕球した形跡があり「本当に一点にボールが入ってきていて。一点でボールを捕られている技術があるんだなと感じます。あと受球面にシワがない。本当にお使いになられていて素晴らしいグラブだなと思います」と職人がうなるシーンがあった。
プロの内野手はしっかりとしたキャッチング技術を持つことで、安定したスローイングへつなげている。グラブ内で捕る位置が変わったり、ボールが遊んでしまうと、握り替えなどの動作に手間取り、悪送球するリスクが増えると言われている。
坂本は遊撃と三塁で計6度のゴールデン・グラブ賞を獲得してきた。その要因として挙げられる捕球技術。グラブのプロから見ても、坂本の高いレベルが分かる場面だ。
動画ではグラブの紐をすべて取り外し、一から入れ直していく作業などを紹介。遊撃から三塁に転向したことで変わってきた部分が語られるなど、興味深い内容になっていた。