第18回カペラステークス・G3は12月14日、中山競馬場のダート1200メートルで行われる。 ヤマニンチェルキ(牡3歳…

 第18回カペラステークス・G3は12月14日、中山競馬場のダート1200メートルで行われる。

 ヤマニンチェルキ(牡3歳、栗東・中村直也厩舎、父フォーウィールドライブ)は今年4月にバイオレットSを勝ってオープン入りすると、ここ3走は北海道スプリントC、サマーチャンピオン、東京盃と交流重賞を3連勝中。古馬の短距離ダート戦の常連であり、昨年の2着馬クロジシジョー(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎、父フリオーソ)に2度先着している点もポイントは高く、中央の重賞でも通用する。

 チカッパ(牡4歳、栗東・中竹和也厩舎、父リアルスティール)は昨年の7ハロンのJBCスプリントが2着で、今年は5ハロンで行われたなか4着。Jpn1での好走歴を考えれば、4勝を挙げるベストの6ハロンのG3なら十分勝負になる。

 サンライズアムール(牡6歳、栗東・小林真也、父モーリス)は昨年の4着馬だが、この1年でJpn3を制覇してここ2戦も〈3〉〈3〉着。着実に力をつけており、昨年以上は十分に可能だ。

 初砂の前走で高い適性を見せたポッドベイダー(牡3歳、美浦・上原佑紀厩舎、父リオンディーズ)は重賞でどこまでやれるか試金石の一戦となる。