陸上男子長距離で五輪3大会連続出場の大迫傑(34=リーニン)が、マラソンの日本新記録を樹立した。7日、スペインのバレンシ…
陸上男子長距離で五輪3大会連続出場の大迫傑(34=リーニン)が、マラソンの日本新記録を樹立した。
7日、スペインのバレンシアマラソンに臨み、2時間4分55秒で4位。21年鈴木健吾の従来の日本記録を1秒更新した。同種目の日本記録更新は、18年の2時間5分50秒、20年の2時間5分29秒に続き、自身3度目。大迫は3000メートル、5000メートルでも日本記録を保持しており、これで3種目めのレコードとなった。
同日、自身のインスタグラムを更新。「たくさんの疑念、不安、迷い。そして気づき、沢山のものを削って。そんな中でたった1秒だけど、僕らにはとんでもなくデカイ1秒だった」と喜びをつづった。
27年開催予定のロサンゼルス五輪代表選考会となるMGCの出場権を獲得。今年10月から中国のスポーツ用品メーカー「リーニン」に所属変更した中、いきなり快記録を打ち立てた。