「東京女子プロレス・おちゃプロ☆後楽園」(7日、後楽園ホール) ハロー!プロジェクトの人気アイドルグループ「OCHA …
「東京女子プロレス・おちゃプロ☆後楽園」(7日、後楽園ホール)
ハロー!プロジェクトの人気アイドルグループ「OCHA NORMA(オチャノーマ)」とのコラボ興行が開催。中山夏月姫がアイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠、直後に失冠した。
同ベルト王者の辰巳リカが第4試合(おちゃプロ正規軍=山下実優&辰巳&芦田美歩vsコーヒー・ブレイカーズ=ハイパーミサヲ&上福ゆき&キラ・サマー)で、ミサイルヒップをキラに叩き込んで勝利。試合後、“推し”の中山をリングに呼び寄せ「私は今日の後楽園のために24時間365日守ってまいりました。推しである中山夏月姫ちゃんにプレゼントという私利私欲のため防衛してきました。私が横に寝るのでフォールをしていただいて、それで移動となりますので、お願いします」と言い出すと、辰巳は目をつぶって横になった。
すると脱兎のごとく、桐生真弥が入ってきてカバ-。それに気付かなかった辰巳は3カウントを聞き、まさかの桐生に移動。怒った辰巳は桐生の首を絞めて失神させると、戸惑う中山を桐生の体の上に座らせて3カウント。紆余曲折があったものの、辰巳の思惑通り、中山が王座を戴冠した。
だが、これで終わりではなかった。大会終了後、中山の控え室を桐生と鈴木志乃が訪れ、桐生が「そのベルト、身の危険もある危ないベルトなので私に譲渡してもらえますか?一言、ギブアップと言ってもらえばいので」と願い出た。これに鈴木が「それはズルい!」と言い出して、2人が口論に。中山は「私、オチャノーマでアイドルを頑張っていきたいので、ベルトはギブアップで!」と発言。問題は誰に対してのギブアップかだが、立ち会ったレフェリーは、中山が持っていたペットボトルのお茶にギブアップしたと判断し、お茶を新王者に認定した。
そのお茶を鈴木が奪って控え室を飛び出して、桐生が後を追いかけていった。そして、大会後、両国KFCホールに場所を移しての特典会会場での控え室で、桐生が鈴木からお茶を奪い、謝罪式ニーで動きを止めるとお茶を飲み干して、執念で王座返り咲きを果たした。
オチャノーマは第2試合後、第4試合後にライブを実施。「黙ってついてこい!」「学校では教えてくれないこと」「なんだかんだエヴリデー!」「シェケナーレ」「女の愛想は武器じゃない」「ちはやぶる」「cha cha SING(2024 OCHA NORMA Ver.)」「恋のクラウチングスタート」「想定内!」の計9曲を熱唱。
第3試合後には「お楽しみゲームコーナー~TJPWvs OCHA NORMA 全力あっち向いてホイ三番勝負」が実施され、オチャノーマが2連勝したが、最後は鈴木志乃が窪田七海に勝って3ポイントをゲットし、3-2で東京女子が逆転勝ちを収めた。
東京女子の試合は5試合が組まれ、メインでは渡辺未詩(プリンセス・オブ・プリンセス王者)&愛野ユキ&凍雅が瑞希&鈴芽&荒井優希と対戦。特別リングアナウンサーはオチャノーマの斉藤円香が務めた。渡辺は試合後、早速第2弾の開催を熱望していた。