前レンジャーズのオーナー、トム・ヒックス氏が79歳で死去したと、AP通信など複数のメディアが7日(日本時間8日)伝えた。…

前レンジャーズのオーナー、トム・ヒックス氏が79歳で死去したと、AP通信など複数のメディアが7日(日本時間8日)伝えた。テキサス州ダラスで、家族にみとられ静かに息を引き取ったと、広報担当者が7日(同8日)に公表した。

ヒックス氏は1998年から2010年までレンジャーズのオーナーを務め、チームの3度の地区優勝を達成し、10年にはワールドシリーズ進出を果たした。

00年オフのウインターミーティングの際には、マリナーズからFAとなった当時25歳だった内野手アレックス・ロドリゲス氏と、米プロスポーツ史上の当時の最高額となる10年総額2億5200万ドル(約391億円)で契約し、大きな話題を集めた。

レンジャーズの他に、NHLダラス・スターズ、イングランド・プレミアリーグのリバプールのオーナーも務めた。