第61回中日新聞杯・G3は12月13日、中京競馬場の芝2000メートルで行われる。 オープンで走っている組よりも、3勝…

 第61回中日新聞杯・G3は12月13日、中京競馬場の芝2000メートルで行われる。

 オープンで走っている組よりも、3勝クラスを勝ってきた馬に魅力がある。シンハナーダ(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎、父レイデオロ)は、前走の魚沼Sで力の違いを見せつける強さで快勝した。もともと素質を評価されていた馬だが、4歳の秋を迎えて本格化した。新潟から中京に替わるが、左回りは走り慣れており全く心配はない。いきなり重賞Vのチャンスがやってきた。

 ファミリータイム(牡4歳、栗東・石坂公一厩舎、父リアルスティール)も昇級戦になるが、2連勝中と勢いがある。中京コースで3勝と舞台適性もピカイチで、上位争いが可能だ。ハンデもそれほど重くならないはずで、チャンスはある。

 シェイクユアハート(牡5歳、栗東・宮徹厩舎、父ハーツクライ)は新潟記念で11着と崩れたが、前走のアンドロメダSで2着と巻き返した。小倉記念でも2着があり、ここなら実績面でも上位の存在となる。

 レッドバリエンテ(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)は長期休養明けのアンドロメダSで7着だが、使われて変わってきそうな感じがあった。2走前にはオープンを勝ったように、地力はある。叩いてどこまで動けるか注目だ。