＜スペインリーグ・アラベス1－0Rソシエダード＞◇6日◇第15節◇メンディソローサレアル・ソシエダードの日本代表MF久保…
＜スペインリーグ・アラベス1－0Rソシエダード＞◇6日◇第15節◇メンディソローサ
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（24）がアラベス戦後、「特に前半は両ウイングがファールで止められていた」と言及した。
久保は6日にアウェーで行われたスペインリーグ第15節アラベス戦で先発するも、ドリブル突破は何度もファールで阻まれ、得点につながる活躍を見せることができず、後半33分に交代した。チームは前半アディショナルタイムにPKで失点し、0－1で敗れた。これでリーグ戦2連敗となり、暫定ながら12位に後退している。
合後、久保が現地メディアのインタビューに応じたもようをスペイン紙ムンド・デポルティボが伝えた。まず、痛恨の敗北を喫したアラベス戦について、「見た通りだよ。（アラベスが第14節で戦った）バルサ戦を見たけれど、アラベスは選手が抜け出すたびにファールで止めていた。僕たちは特に前半、イエローカードになるほど危険なプレーではなかったが、両ウイングがファールで止められていた。難しい状況だったけど、相手はボールコントロールやセカンドボールの処理がうまかった。さらにPKの場面では、2人の間を選手が抜け出していた。あのようなデュエルは特に前半、彼らの方が優っていた」と分析した。
続けて、「前半は何が起きたのか分からない。僕たちはリズムやアイディアなど、あらゆるものが足りていない。アラベスは意欲的にプレーし、僕たちも勝利を目指したが、相手の方が優れていたと思う。次の試合でより良いプレーができることを願っている」とチームの出来の悪さを認めていた。
決勝点になったPKについては、「運が悪かった。セルヒオ（ゴメス）がクリアしようとしたが、エルス（エルストンド）はボールが見えていなかった。手は自然な位置にあったけど、開いていたのも事実だ。文句は言えないし不運だったけど、それでもPKだ」と判定に理解を示した。（高橋智行通信員）
