全日本柔道連盟が7日、都内でグランドスラム(GS)東京大会の終了後に、強化委員会を開いて、来年10月の世界選手権(バクー…
全日本柔道連盟が7日、都内でグランドスラム(GS)東京大会の終了後に、強化委員会を開いて、来年10月の世界選手権(バクー)代表の早期内定者を発表した。
内定は、男子90キロ級の村尾三四郎(24=JESグループ)、女子52キロ級の阿部詩(25=パーク24)、同63キロ級の嘉重春樺(25=ブイ・テクノロジー)、同70キロ級の田中志歩(27=JR東日本)の4人。いずれも今大会の優勝者が選ばれた。
会見に出席した男子の鈴木桂治監督(47)は「(村尾は)しっかりGS東京で優勝をした。その強さももちろん、精神力、技術力的なもの全てが成長している。(28年の)ロス(五輪)まで成長を続けてほしい」と期待を寄せた。
女子3選手について塚田真希監督(45)は「世界チャンピオンになった選手が内定を取ったが、3選手に共通することは世界選手権を終えても成長を止めていなかった。今後、一番大事なのはモチベーション。調子が良すぎてしまって足をすくわれないように地元の先生と気を使いながらやっていく必要がある」と長期的強化の課題を示した。