<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第12節:SR渋谷94-100北海道>◇7日◇東京・青山学院記念館レバンガ北海…
<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第12節:SR渋谷94-100北海道>◇7日◇東京・青山学院記念館
レバンガ北海道がアウェーでSR渋谷を下し、クラブ最長を更新する9連勝を達成した。今季3度目の100点ゲームでの勝利。レギュラーシーズン3分の1を消化して東地区3位をキープし、勝率は首位・宇都宮、2位・千葉Jと並んでいる。トーステン・ロイブル監督(53)は「選手たちが最後までアグレッシブにプレーし続けた結果。誇りに思う」とほほ笑んだ。
終盤までもつれる展開も、計19得点のケビン・ジョーンズ主将(36)が、第4クオーター(Q)だけで11得点を集中させ、昨季まで所属した古巣相手に大暴れした。「最後はリバウンドだろうが、ディフェンスだろうが、チームが求めること、チームが勝つために何でもやろうという気持ちだった」と執念を見せた。
94-94で試合終了まで残り31秒。ジョーンズは相手マークをかわし、振り向きざまにジャンプショットを決めて勝ち越した。この日のシュート成功率は90%。大事な場面で決めきり、リバウンド計8本と奮闘した。「相手のスイッチ(マークの交換)に対してミスマッチがあったので、そこをうまく突いて積極的にシュートを決めることができた」と振り返った。
アウェー連戦となる次節10日A千葉戦で節目の10連勝に挑戦する。ジョーンズは「チームとしてもケミストリー(選手間の関係性)はいい状況。シーズンを通してより良くしていきたい」。東地区のダークホースと目されたレバンガ北海道が、主役に躍り出る。