日本最高峰の格闘技イベントRIZINは7日、「RIZINアワード」を都内で開催した。2015年の旗揚げから10年の歴史を…

日本最高峰の格闘技イベントRIZINは7日、「RIZINアワード」を都内で開催した。2015年の旗揚げから10年の歴史を振り返り、ファンと有識者の投票によって決まった各賞を以下のように発表。MVPには朝倉未来(33=ジャパン・トップチーム)が選ばれ、ベストバウトとのW受賞を果たした。

朝倉は壇上で「僕たち兄弟って8年目くらいですかね。最初、RIZINが始まった時はアウトサイダーにいて、地上波ですごい大会やってるなってすごい嫉妬して。出たいなという中で、ようやく出れて。でも次は総合格闘技の認知が世間であまりなくて。で、YouTubeを始めて。こないだ数えたら18戦してるってことで、本当に死ぬときに思い返しても、僕の青春だったなって思います。MVPという素晴らしい賞をいただけて、とてもうれしいです」と感謝の言葉を述べた。

そして一番印象に残っている試合についてはベストバウトを受賞した斎藤裕との2戦目を挙げ「すごいプレッシャーも大きかったし、2回同じ相手に負けたら引退だと思ってたので勝った時にホッとしたのを覚えてます」と振り返った。

朝倉は最後に大みそかにフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)に挑戦することについて「勝ちますよ、本当に」とあらためて勝利を誓った。

▼ベストKOファイター 鈴木千裕(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺)

※ノミネート=五味隆典、鈴木千裕、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、朝倉海、堀口恭司

▼ベストサブミッションファイター ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)

※ノミネート=ホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケ、今成正和、伊澤星花、堀口恭司

▼ベストバウト 斎藤裕-朝倉未来2(21年12月)

※ノミネート=クレベル・コイケ-金原正徳(23年9月)、斎藤裕-朝倉未来2(21年12月)、堀口恭司-朝倉海(19年8月)、ホベルト・サトシ・ソウザ-AJ・マッキー(22年12月)、朝倉未来-平本蓮(24年7月)

▼MVP 朝倉未来(ジャパン・トップチーム)

※ノミネート=イリー・プロハースカ、元谷友貴、堀口恭司、那須川天心、朝倉未来