<柔道:グランドスラム東京大会>◇7日◇2日目◇男女7階級◇東京体育館2024年パリ五輪(オリンピック)男子60キロ級銅…

<柔道:グランドスラム東京大会>◇7日◇2日目◇男女7階級◇東京体育館

2024年パリ五輪(オリンピック)男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(29=パーク24)は、準々決勝で敗れるも、敗者復活戦から勝ち上がって銅メダルとなった。

3分17秒、投げ技を出そうとしたフランス選手に送り襟絞めを仕掛けて一本勝ち。苦手という寝技での勝利には「ちょっと自分でもびっくり」と苦笑いだった。

6月に世界選手権(ブダペスト)を制し、今回優勝すれば来年10月の世界選手権(バクー)の代表早期内定も懸かっていた。しかし、仕切り直しとなり、「自分らしくもっと投げにいく柔道をするべきだった」と課題も口にした。

来年は海外転戦だけでなく、無差別の全日本選手権出場にも意欲を示す。「大きい選手に勝ちたいという気持ちはすごく強くて、あこがれの舞台。小さい選手が大きい選手を投げているところを子どもたちに見せたいし、1勝でもしたい」と新たな目標を掲げた。

【泉光太郎】