◇スノーボード・アルペンW杯第2戦(7日、中国・美林) 女子パラレル大回転で世界選手権銀メダルの三木つばき(浜松いわた信…

◇スノーボード・アルペンW杯第2戦(7日、中国・美林)

 女子パラレル大回転で世界選手権銀メダルの三木つばき(浜松いわた信用金庫)が、今季2戦目で初優勝を飾った。6日の開幕戦では6位にとどまったが、昨季アルペン種目で日本勢初の総合優勝を果たした女王が、パラレル回転を含むW杯通算8勝目で、来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪で同種目の日本勢初の金メダルに向けて弾みをつけた。

 予選を2位で通過し、16人による決勝トーナメント(T)は、2人で滑り、先着で勝敗が決まった。決勝Tの1回戦で2014年ソチ五輪銀メダルで今季限りで引退を表明している41歳の竹内智香(広島ガス)に勝利。順当に勝ち上がり、決勝はパラレル回転で23年世界選手権銅メダルのジュリー・ゾック(スイス)に勝って貫禄を示した。