ヤクルト中村悠平捕手(35)が11月の侍ジャパンの期間中に発生した“珍プレー”を明かした。7日、都内で行われたコラントッ…
ヤクルト中村悠平捕手(35)が11月の侍ジャパンの期間中に発生した“珍プレー”を明かした。
7日、都内で行われたコラントッテ社主催のトークイベントに出席。来年3月に開催されるWBCと同じように、11月の韓国との強化試合でも、投手と捕手が通信機器でサイン交換する「ピッチコム」が採用された。中村悠は「ピッチコムに関しては(ボタンを)押すだけなので、場所さえ覚えておけば、ある程度慣れる」と話した。
球種だけでなく、けん制のサインもボタンで伝え、内野手に共有される。ただ日本のプロ野球では導入されていないシステムだけに、思わぬハプニングも…。「間違えると、一塁けん制、スライダーってなる。そうすると、一番ビビるのがファースト。ベンチもえっ? って。もちろんキャンセルになりましたけど、慣れていないと、そういうこともありえる」と実際に起こったハプニングを明かした。
ピッチコムだけでなく、投球間の時間を制限するピッチクロックにもトークは展開。中村悠は「うちで言ったら、あいつは時間設定をした方がいい。小川泰弘」と仲がいい右腕の投球テンポを指摘した。「メディアの皆さん。これは入れておいて。(小川と)同学年だから」と笑いを誘った。
2大会連続となるWBC代表入りを目指す。ベテラン捕手は「選ばれれば、当然、名誉なことですし、素晴らしい経験になる。日本のために全力を尽くせる準備をしていきたい。グラウンド外でも、チームを1つにまとめる役割も必要なのかなと思っている」と力を込めた。