中京11R・チャンピオンズカップ・G1・馬トク激走馬=ラムジェット 昨年の東京ダービーを制したマジェスティックウォリアー…

中京11R・チャンピオンズカップ・G1・馬トク激走馬=ラムジェット

 昨年の東京ダービーを制したマジェスティックウォリアー産駒が不気味な存在だ。東京ダービー以降、勝ち星はないが、前走のみやこS(4着)では4角13番手からメンバー最速の上がりを駆使して鋭く追い上げた。ここにきて確実な復調気配が漂っている。

 今週の栗東・坂路の追い切りでは自己ベストを1秒6更新する、52秒6―12秒7。坂路では動かないタイプが力強く駆け上がる姿に充実感がみてとれた。「この馬のナンバーワンの時計が出たし、状態はいい」と佐々木調教師も手応えを隠さない。障害練習を取り入れたことで、後肢の強化とメンタルも前向きに改善された。

 内でもまれたくないダブルハートボンド、ウィリアムバローズに12番枠からスピードを生かしたいナルカミが絡んでいけば、ペースが落ち着くことは考えづらい。直線で末脚を爆発させ戴冠の可能性は十分ある。