「福岡国際マラソン」(7日、平和台陸上競技場発着) 26年愛知・名古屋アジア大会、28年ロサンゼルス五輪代表選考会を兼…
「福岡国際マラソン」(7日、平和台陸上競技場発着)
26年愛知・名古屋アジア大会、28年ロサンゼルス五輪代表選考会を兼ねて行われ、昨年2位の22年世界選手権代表、西山雄介(31)=トヨタ自動車=が2時間7分56秒で日本人トップで2年連続2位となった。3位の細谷恭平(30)=黒崎播磨=、4位の大石巧(29)=スズキ=までがロサンゼルス五輪に向けたマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した。
最初に西山は31キロ過ぎにスパートし、先頭へ。イエグゾー(エチオピア)、細谷がつき、35キロ過ぎに再び3人の争いに。39キロで再び西山がスパート。イエグゾーとの一騎打ちとなった。40キロ手前で今度はイエグゾーがスパート。西山も食い下がったが、ジワジワと離された。
昨年大会では吉田祐也に敗れ2位。悔しさを晴らしたいレースだったが、優勝にはあと7秒届かなかった。インタビューでは「この大会には昨年2位でリベンジの位置づけで臨んで優勝のみを狙っていた。非常に悔しい。負けてしまったのが反省」と悔やんだ。今後に向けては「僕自身、MGCは特に気にしてなかった。出るかどうかも含めて相談しながら決めたい。最大の目標は日本記録。そこに向けてやっていきたい」と語った。