今年のワールドシリーズでドジャースに敗れ、今オフは積極的に補強を進めているブルージェイズが、巨人からポスティングシステム…
今年のワールドシリーズでドジャースに敗れ、今オフは積極的に補強を進めているブルージェイズが、巨人からポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す岡本和真内野手(29)に「大きな関心」を寄せていると6日(日本時間7日)、米紙ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者が伝えた。岡本に興味を示している球団としてはすでにレッドソックス、パイレーツが挙がっており、ブルージェイズも争奪戦に加わる見込みだ。
米メディア「MLBトレード・ルーマーズ」は、これを受けて岡本のNPBでは主に三塁手だが、一塁と両翼も守れると指摘し、打順や守備位置の組み替えが多いブルージェイズにとってユーティリティー性は魅力があると指摘。一塁はウラジーミル・ゲレロがいるため守る機会は少なく、おそらく三塁で起用される場面が多いだろうと推測した。また、今年21本塁打を放ち三塁で91試合、右翼で57試合に出場したアディソン・バーガーのような起用法になる可能性もあると伝えた。
ブルージェイズは今オフ、積極的に補強を進めており、パドレスからFAとなった右腕ディラン・シースと7年総額2億1000万ドル(約326億円)、かつて日本ハムと楽天でプレーし今年韓国で無双した右腕コディ・ポンセと3年総額3000万ドル(約約46億5000万円)で契約した。同サイトは、先月上旬に公開したFAランキングで岡本を19位に位置付け、4年総額6400万ドル(約99億2000万円)規模の契約を手にすると予想している。
岡本は今季69試合で打率3割2分7厘、15本塁打、49打点を記録。NPB通算では打率2割7分7厘、248本塁打、717打点。交渉期限は来年1月4日の米東部時間午後5時(同5日午前7時)までとなっている。